メルカリや楽天といった大手企業が続々と『NFT』に参入しているらしい・・
そもそも、『NFT』ってなんだろう??
そんな『NFT』について興味がある方が、この記事を読むとこんな知識が身に付くよ。
本記事の内容
・NFTってズバリなんだ
・NFTは転売を推奨する仕組み?
・NFTの活用事例
5分で読める内容だから、興味がある人は
最後まで目を通してみて!
NFTってなに?
NFTの特徴① 世界に一つだけのデータ
NFTは「代替不可なデジタルデータ」という意味を持っています。
代替不可ってなんか違和感・・・。
デジタルデータはコピーが容易だから、簡単に複製ができるんじゃ・・
そうだね。
例えば、インターネットにイラストを公開したとすると、「スクショ」や「画像のDL」でたくさんの人が複製できてしまう。そうすると、誰が持っているイラストが本物かわからなくなってしまうんだ。
これだと、デジタルデータを「宝石」や「ポケモンカード」のように、資産価値のあるものとして扱えないんだ。
確かに、宝石とかポケモンカードは現物を見れば、偽物かどうかがわかるもんね〜
そこで、NFTはブロックチェーン技術を利用して、デジタルデータに偽造不可能な証明証を付与することでオリジナル(コピーでないもの)を識別できるようにしたんだよ。
先ほどもお伝えしたとおり、NFTの実現には、ブロックチェーン技術が深く関わっています。「ブロックチェーン技術ってなに?」という方は、以下の記事も覗いてみてください。(5分で読めます)
NFTの特徴②転売されると作者が儲かる
NFTは転売の仕組みを変えます。
転売ってそもそも悪いことなんじゃないの?
そうだね。
転売が悪とされている理由は、主に2つだと思うんだよ。
- 作者に利益が入らない
- 偽物商品が出回る
1.作者に利益が入らない
当然のことだけど、転売が何度繰り返されようと、作者に売り上げは発生しません。作者はいくら自信作のイラストを生み出そうが、お金が入ってくるのは、世に売り出す1回限りです。
イラストとしては、転売を経て何度もお金を産むのに(それほど価値のあるもの)、作者に還元されないのは、間違っているよね。
こうした転売の仕組みから、作者がお金を得るには、品質を落として大量に作品を産むしかなくなるんだよね。。
2.偽物商品が出回る
これはイメージしやすいと思うけど、お店や公式サイトから買う場合は、商品がニセモノであるリスクは限りなくゼロに近いんだ(社会的信用もあるので)。
しかし、転売商品を購入する場合は、メルカリ等のサイトを利用する必要があるよね。つまり、「購入の際に現物が見れない」+「見ず知らずの第三者から購入する」といったことから、ニセモノをつかまされるリスクが大きいんだ。
つまり、上記の理由が取り除ければ、転売=悪ではなくなるってことだよね?
鋭いね。
NFTを活用すると、上記2つの転売=悪とされている理由が解消されるんだよ。
NFTの特徴を勉強したから、「ニセモノ」問題は大丈夫って理解できるんだけど、1つ目の「作者が儲からない」問題はどうなるの??
なんと、NFTが転売されるたびに、作者にお金が発生する仕組みを作ることができるんだ。(正確にいうと、ブ
ロックチェーンに「転売価格の一部が作者に還元されるようなプログラム」を組むことができる。)
NFTでは、転売が行われると作者にお金が入るようになるので、作者は高品質の作品を生み出すモチベーションにつながるんだよ。
NFTの活用事例
事例1:入場チケット
音楽ライブやスポーツ観戦の入場チケットをNFT化する動きが広がっています。
従来、入場チケットは以下の問題点を抱えていました。
入場チケットをNFT化することで、転売が行われても運営元やアーティストに収益が入るので、個人間の転売を禁止する必要がなくなります。また、イベント参加者も柔軟な売買が可能になるので、チケットを無駄にせずに済みます。
NFTはデジタルデータだから、伝説のライブチケットを保管しておくと、
数年後にすごい価値が付いたりすることがあるかもね!
事例2:音源の商用利用
アーティストの音源を商用利用する際の著作権関係もNFTで解決できるかもしれません。
従来、音源の著作権には以下の問題を抱えていました。
・間に著作権の管理会社が入っているので、アーティストの取り分が少なくなる。
音源に著作権を付与してNFT化することで、NFTを保有する人は商用利用が可能となります。また、転売のたびに、アーティストに収益が入るので、創作活動を支援することができます。
まとめ
たくさん勉強したから、まとめて欲しい!
了解!今回のまとめです。
・NFTは転売=悪という風潮を変える。
・国内外で活用され始めている!
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