仮想通貨に興味があるけど、種類が多すぎて・・・
ビットコインだけじゃなくて、色々教えて欲しいよ。
なんと、仮想通貨は10,000種類以上あります。
また、その種類は増え続けています。
全部を把握しきるのは不可能ですし、将来性もないマイナーコインを勉強する時間も惜しい。
ということで、今回は国内取引所で購入できる仮想通貨のうち、時価総額TOP10について、「特徴」をわかりやすく解説していきます。
前提知識
ビットコインとアルトコイン
アルトコインってなーに?
簡潔に言うと、ビットコイン以外の仮想通貨です!
ビットコインの代わり(alternative.coin)だから「アルト」コインって呼ばれてます。
ビットコインとアルトコインの特徴をまとめると、こんな感じ。
アルトコインは動きがかなり激しいです。参考に上昇率・下落率の高いコインを挙げてみると
- SHIB(シバイヌコイン)が50万倍↑
- Tera(LUNA)が100万倍↓
リターンが大きい分、リスクの大きさも忘れてはいけないね!
時価総額ランキング
時価総額が高いTOP10は以下の通りです。
時価総額はその通貨の取引量(人気度)と思ってください。
NO | 通貨名 | 時価総額 |
1 | BTC(ビットコイン) | 51兆円 |
2 | ETH(イーサリアム) | 24兆円 |
3 | UDST | 8兆円 |
4 | BNB | 6兆円 |
5 | USD | 5兆円 |
6 | XRP | 2.5兆円 |
7 | BUSD | 2.2兆円 |
8 | ADA | 1.5兆円 |
9 | DOGE | 1.4兆円 |
10 | SOL | 1.0兆円 |
トヨタ自動車の時価総額が30兆だよね?
仮想通貨の規模の大きさがわかったよ。
ただし、このTOP10の中には、海外取引所でしか買えない通貨も多いです。
海外取引所の開設は、ちょっとハードルが高いので・・・・
なので、今回は国内取引所(Coincheck)を参考に、時価総額TOP6通貨を紹介していきます。(徐々に増やしていきますね!)
BTC(ビットコイン)
ビットコインの特徴は?
通貨名称 | BTC(ビットコイン) |
---|---|
時価総額(2023年1月) | 51兆円 |
発行上限 | 2100万枚 |
公式コミュニティ | https://bitcoin.org/ja/ |
- 世界で初の仮想通貨
- 取引量No1,仮想通貨界隈では値動きが安定
- 決済手段として有効
ビットコインは決済手段としても有効です。
例えば・・・・
日本国内だと、自動車メーカーの「テスラ」や「ビックカメラ」「眼鏡スーパー」など。アメリカでは「マクドナルド」「スターバックス」などチェーン店でも導入が広まっています。(日本でも使えるようになって欲しいね。)
過去5年間の価格推移
下のグラフを見てください。
2017年の10万円台から、2021年には700万円台まで価格を伸ばしています!
2023年1月現在は、およそ260万円と下落局面を迎えています。。。
2017~2021年にかけて70倍・・・
すごいね。。。
ETH(イーサリアム)
イーサリアムの特徴は?
通貨名 | ETH(イーサリアム) |
---|---|
時価総額(2023年1月) | 25兆円 |
公式コミュニティ | https://ethereum.org/ja/community/ |
スマートコントラクトを動かすための土台である。
今回は、すっごく簡単に説明するね!
「スマートコントラクト」とは、「ブロックチェーン」上で契約を自動化すること。
「ブロックチェーン技術」を用いると、データの改ざんができなくなります( ̄▽ ̄)
つまり、改ざんができない自動化された契約・・・・・まだ難しい。
自動車保険を例に挙げて理解していきましょう!
以下のような取引があったとします。この取引の怖いところはなんでしょうか??
- 過失の割合が7:3の場合、修理代を全額保証という契約を交わす
- 追突事故発生
- 保険会社が過失割合を精査
- 支払い
『もし契約書の内容が書き換えられたら?』『保険会社が過失割合を精査すると、契約者が不利』みたいなことが考えられますよね??
つまり、「スマートコントラクト」は『契約書の書き換えを防止』『事故内容の精査を自動化』することができるってことです。
イーサリアムはこの「スマートコントラクト」を実現するための土台技術です。
※「ブロックチェーン」について、もうちょっと知りたい方はこちらから。
過去五年の価格推移
下のグラフを見てください。
2017年の5千円台から、2021年には50万円台まで価格を伸ばしています!
2023年1月現在は、およそ260万円と下落局面を迎えています。。。
2017~2021年にかけて100倍・・・
ビットコインよりすごいね。。。
XRP(リップル)
リップルの特徴は?
企業間の国際送金に使用される
リップルの特徴は「送金速度」の速さです。
ビットコインは送金に10分程度かかりますが、リップルは10秒程度!
この送金速度を活かして、リップルは国際間の企業取引に期待されています。
例えば、アメリカ企業Aが日本企業Bにリップルを用いて、商品代金を支払う場合を考えてみましょう。
- 企業Aが「ドル」を「リップル」に交換
- 企業Aが「リップル」を企業Bに送金(約10秒)
- 企業Bが「リップル」を「日本円」に交換
今までの国際送金では、2~3日程度かかることが一般的でしたが、上記のように「リップル」を使用すれば、数分で国際送金が可能になるのです。
すでに「アメリカンエキスプレス」や「三井住友銀行」など多数の銀行と提携してるみたいだよ!
過去5年の価格推移
下のグラフを見てください。
2017年の上場時19円台から、2018年には300円台まで価格を伸ばしています!
2023年1月現在は、およそ53円と停滞中。。。
DOT(ポルカドット)
ポルカドットの特徴は?
通貨名称 | DOT(ポルカドット) |
---|---|
時価総額(2023年1月) | 9000億円 |
公式コミュニティ | https://polkadot.network/ja/ |
ビットコインからイーサリアムに交換したい場合を考えてみましょう。
これらのブロックチェーンは互換性がないので、取引所を経由して交換する必要があります。
BTC⇄取引所(Coincheckなど)⇄ETH
ブロックチェーンの思想は、管理者のいない非中央集権的な組織を作ることです。「取引所を経由しないとできないことがある」現状は、この思想に反しています。
要するに、DOT(ポルカドット)の機能を使用すると、BTC⇄ETHの交換が可能になるってこと。
BTC⇄ETH
過去5年間の価格推移
下のグラフを見てください。
DOT(ポルカドット)は2020年に上場した比較的新しい通貨です。
2020年の上場時400円台から、2021年には5000円台まで価格を伸ばしています!
2023年1月現在は、およそ750円と停滞中。。。
ETC(イーサリアムクラシック)
イーサリアムクラシックの特徴は?
イーサリアムと名前が似てるけど、何が違うの??
いいところに目をつけたね。ETCはETHから、分岐してできた仮想通貨なんだよ。だから、ETHとほとんど同じ特徴を持っているんだ。
- ETHとほぼ同じ特徴を持つ
- IoT分野での利用を目指す
ETHの目的は「スマートコントラクト」の普及だけど、ETCはIoT分野での普及を目指しているんだよ。
IoTは、身近なモノ(電球、冷蔵庫など)がインターネットに接続されている社会のことだよ。(例えば、冷蔵庫のセンサーが食品の賞味期限を把握して、スマホに送信してくれるとかね。)
でも、あらゆるモノがネットと繋がる訳だから、中央の管理者が一括で管理すると・・
- システム障害が起こったら、家のあらゆるものがネット接続不可に。
- 繋がるモノが多いから、管理に費用がかかる。
詳細は省くけど、ETCのプラットフォームを使えば、この問題を解決できるってこと!!
だから、IoT分野での普及を目指しているんだよ( ・∇・)
ETCはETHとほとんど同じ特徴を持っているけど、
普及を目指している分野が違うんだね!!
過去5年の価格推移
下のグラフを見てください。
2017年の上場時1,000円台から、2021年には13,000円台まで価格を伸ばしています!
2023年1月現在は、およそ2,800円と停滞中。。。
XLM(ステラルーメン)
ステラルーメンの特徴は?
通貨名 | XLM(ステラルーメン) |
---|---|
時価総額(2023年1月) | 3,000億 |
公式コミュニティ | https://stellar1.blog.fc2.com/ |
XRP(リップル)も同じような特徴だったような・・・
よく覚えてるね!
実は、XLMはXRPの開発者が作った仮想通貨です。
なので、XRPと同じように『送金速度が速い』また『送金コストが安い』という特徴があります。
ただ、XRPと違う点は、XLMは「新興国の人々が送金に使用する」ことを目的にしています。
日本に住んでいるとなかなか想像しづらいですが、、、新興国には、銀行のサービスを享受できない方も多いのです。
つまり、「Aさんが銀行口座を用いて、Bさんに送金する」という当たり前のことができなかったりします。そこで、XLMの出番です。
- Aさんが自国通貨を「XLM」に変える
- Aさんが「XLM」をBさんに送る
- Bさんが「XLM」自国通貨に変える
このように、XLMは銀行サービスを代替できるのです。
過去5年の価格推移
下のグラフを見てください。
2017年の上場時に最高値の70円台となり、2020年には6円台まで価格を下げています。
2023年1月現在は、およそ11円と停滞中。。。
まとめ
同じ仮想通貨でも、全然違うんだね。
XRPが気になったから、もっと調べてみるよ!
今回は、『ざっくり』『簡単に』それぞれのの仮想通貨について、特徴を紹介しました!
本当はもっと、奥が深く、面白い技術が詰め込まれていますので、興味がある通貨があれば、個別に調べてみてくださいね!
このブログでも、個別銘柄の特徴についての記事を増やしていきますので、しばしお待ちを!
それでは👋
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